SEEDS-net  vol.57
2006年7月 31日発行


テストの嵐が去り、梅雨も明け、待ちに待った「あ〜、な〜っつやすみ〜」へと突入です。 ・・・が、SEEDS-netにお休みはございません!亀田興毅クンの世界戦に世界バスケと、スポーツ界からは目が離せませんが、同じくSEEDS-netからも目を離さないでくださいね♪

【お詫び】 今回、宮嶋泰子さんのインタビュー後半記事を掲載する予定でしたが、都合により次々号に延期させていただきたいと思います。(次号はバスケットボール特集をお送りする予定です)首を長くしてお待ちくださった読者の皆様には申し訳ございませんが、ぜひ次々号にご期待ください。

<もくじ>

ところざわするめクラブ 第7炙り 漕ぐ車輪、焦げる車輪
マイフィールド インターンシップ体験記
Shino’s works 3days

+ ところざわするめクラブ +  第7炙り 漕ぐ車輪、焦げる車輪
するめクラブ宣言
「健全にあやしいスポーツを体感する!」
我々するめクラブはこの言葉をモットーに、マイナー感プンプンのスポーツの現場にイソイソと出向くのであります!イソイソと出向いては、チャキチャキと汗をかき、ゴクゴクとビールを飲んでしまうのであります! 普段は関心が湧かないけれど、実際に体験すればするほどその魅力を知り、ドップリその世界に浸ってしまいたいのであります!つまり・・・噛めば噛むほど味が出る「するめ」のようにスポーツを味わってしまいたいのであります!

トコロザワするめクラブ、第7回目にして2006年度初めの活動は、みんな大好きスラムダンク作者・井上雄彦も着目するあのスポーツです。バカなボンドの方じゃありません、リアルな方です。

第7炙り 漕ぐ車輪、焦げる車輪

JR埼京線北赤羽駅下車、駅の向かいにある急坂をせっせか歩き、本日の活動場所の北園クラブに到着。この北園クラブ、旧・北園小学校の閉校跡地を利用して出来た総合型地域スポーツクラブであることでちょいと有名なクラブです。 更に言うと早稲田大学スポーツビジネス研究所が運営に絡み地域のクラブでありながらも本格的なマーケティング・マネジメント手法を用いるなどしているクラブなのですが、そんな事はするめ達にとって知ったこっちゃないのであります!
(北園クラブについてはこちらのバックナンバーをご覧あれ!
http://soj-net.com/seedsnet/051219.htm#2

 →北園クラブ外観

本日のメニューは「車椅子バスケ」。北園クラブが主催する「パラリンピックに挑戦しよう!」というプログラムに参加して、チャキチャキ汗をかいてやろうという魂胆です。
出迎えてくれたのは山野クラブクラブマネジャー。どこかで見覚えのあるメガネだなと思ったら、SOJの創立メンバーで去年までサークルを一緒にやっていた先輩なのでした。身近だった人間がスポーツ界の中で活躍している・・・そんな現実も、正直、知ったこっちゃないのであります!

本日の講師は東京都障害者スポーツセンターの職員の皆さん。車イスの操作の仕方を丁寧に教えてくれます、なるほど早く走りたい時には上半身を上手く使うのね。
説明を聞いた後、実際に車椅子操作の練習へ。
あ、あれ、あんれま!思ったより簡単に操れるじゃない!
反転、回転、ジグザグ走り・・・参加者みんながスムーズにできるようになっていました。
ボールを使っての練習へ。ボールを保持して車輪を3漕ぎしてしまうとトラベリング、ただしダブルドリブルの反則はなく3漕ぎする前にドリブルをすればいくらでもゴールへ向かえるなんてことを教わりながらせっせと練習しましたとさ。

そうこうしていると、早速試合へ。チーム編成は男と女、障がい者と健常者、大人と子ども、メガネと裸眼、ブリーフとトランクス、それらの要素で分けられたりすることは無く全てごっちゃにして行われました。ある程度、経験を積むとまた違ってくるのだろうけれど、車椅子バスケは個人の力差というのがあまり顕在化しないスポーツだと感じました。

その理由の1つ目は走力。車椅子の操作はある程度慣れればとても簡単で、スピードという面では大差は出ないし、クイックネスの面でもそうは変わらないものです。
理由の2つ目はスペースの確保。車椅子に乗っている分、車椅子分の自分のスペースが確保しやすい。スペースがある分、シュートやパスが余裕を持って出来るから、誰でも落ち着いてプレーが出来ちゃいます。

試合も終盤、同点のまま進む試合は次第にヒートアップ、始めは遠慮しがちだったチームメイトともすっかり打ち解け、コートに声が響き渡る。プレーをしてると何だか焦げ臭い匂いに気がつく。車椅子と車椅子がぶつかり合うとき、または急な反転でタイヤが地面とこすれるとき、車輪からは焦げ臭い匂いが立ち込める。
不思議と嫌な匂いじゃない、試合の熱さと会場の盛り上がり、そして車輪の焦げ臭さはなんだか微妙にマッチングするのだ。

試合終了後はバーミアンで乾杯。漫画の世界の登場人物があんなに熱く車椅子バスケに夢中になる意味も分かる。中華料理から立ち込める匂いもいいけど、あの焦げた車輪の匂いはなかなかどうしてクセになる。あの匂いは戦いの匂いで、戦いの匂いを嗅いでいると生きている実感みたいなのが湧いてくる。
ちょっと大げさに言ってみましたとさ。

本日のするめクラブ:高橋、金石



高橋 丞二


+ マイフィールド +  インターンシップ体験記

スポーツビジネスコンサルティング・アウトソーシングを行っているGMアソシエイツでインターンを始めさせていただいたのは今年の2月からでした。

自分が関わっているのがプロ野球チームに関する業務が中心ということもあり、インターンの仕事内容は野球のシーズンに合わせて変わります。2・3月のシーズン前がオフィスでの資料作りやデータ収集、シーズン開幕後は球場でのオペレーションが中心となっています。またそれと並行してセミナーや新たな企画の準備などを行います。

GMアソシエイツでは、スポーツチームに企画や業務を提案しチームと一緒に新しいサービスとして生み出していく事が事業の一つとなっています。つまりゼロから新たなビジネスを作り出すのです。自分にとってはインターンの仕事の中でそのような新しい企画の提案から実現までの過程を近くで見られるということがとても良い経験になっています。それはスポーツビジネスのビジネスに関する部分の大切さを強く認識できるからです。

新しいファンサービスの企画を実現させるとき、そのサービスがファンの方々に満足してもらえるものかということをまず当然考えます。それと同時に、その企画を実現させる費用をどこから生み出すのか?マーケティングはどのようにやりそれにかかる費用対効果はどれほどなのか?その企画で必要となる場所・道具・人材の確保や準備はどうするべきか?など実現させる時に必要となる費用や運営体系などのビジネスモデルを考えることが大事になるのです。

アメリカや日本でのプロスポーツチームのファンサービスが取り上げられた時ファンサービスの内容のユニークさを注目されることは多いのですが、本当に重要なのはそのファンサービスを実現させる過程でありそのサービスを成り立たせているビジネスモデルだと思います。スポーツビジネスの現場で求められるのはスポーツに対する情熱と同時に、そのようなビジネスに関する能力を持っている人材だとこのインターンを通して強く感じました。

このような貴重な経験をさせてもらえる事はなかなかありませんし、この先も新たな経験ができると思うのでこれからもこのインターンを続けさせていただきたいと思っています。

古澤将太

+ Shino's Works + 「3days」

3日間の…、この言葉の後にはどんな言葉を思い浮かべるであろうか。

3日間の社会奉仕活動。

「あの」という連体詞が付く選手はそうそういないが。

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