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SEEDS-net vol.73
2007年3月12日発行 |
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桜のつぼみが膨らみ始め、春の足音がちょっとずつ聞こえてきた今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか?暖かくなるにつれ、スポーツ界もだんだんとアツくなってまいります!Jリーグが開幕し、プロ野球の開幕もあと少しと迫ってきました!今回のメルマガでは、昨年度Jリーグチャンピオンであり、連覇を狙う浦和レッドダイヤモンズの事業本部広報部長を務める白戸秀和氏のインタビュー前半戦をお送りいたします。そのほかにも旬でアツい記事盛りだくさんの SEEDS-net vol.73 をお楽しみください!
先号では連載「Shino's Works」のお休みをお知らせせずにご迷惑をおかけしてすみませんでした。残念ながら今号でもお休みをさせていただきます。連載再開までもうしばらくお待ちください。
<もくじ>
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+ Sports Illustrations + 第二回「終わるシーズン、始まるシーズン」 |
2007 年度 J リーグが開幕しました。この記事が読者の皆さんに届く頃には、プロ野球のオープン戦も中盤に入り、春の風物詩・選抜高校野球大会も間近に迫ってきていることでしょう。
3 月は日本全国の学校で卒業式が行われ、もうすぐ迎える入学・入社式への期待が膨らむ時期ですが、多くのスポーツ関係者(する人・見る人・支える人)においても、新シーズンへ向けてモチベーションが高まっていく時期でもあると思います。そういった中で、“終わろうとする”シーズンがあります。バレーの V ・プレミアリーグ、バスケの bj リーグはレギュラーシーズンが佳境を迎え、今回のイラストの題材としたアイスホッケー・アジアリーグに至ってはすでにプレイオフ期間に入っています。
プレイオフではレギュラーシーズン以上に白熱した対戦が度々展開され、観客の私たちを引きつける力も強い傾向にあるようです。では、そもそもなぜプレイオフをするのだと思いますか?私は2つの大きな理由があるからだと考えます。
まず1つめは、ビジネス的観点から考えたときに、大きな収入が見込めるからでしょう。プレイオフをするということは“真の王者”を決めるということです。それはレギュラーシーズンには無い価値です。当然、私たちの注目も高まります。その注目の高まりというものは 1 試合の観客数の増加につながります。また、プレイオフではチケットの値段も高めに設定されるので、収入は飛躍的にアップするといえるでしょう。
次に 2 つめの理由ですが、実力のある上位チームよりも戦力的に劣る中位〜下位チームのモチベーション向上というものが挙げられます。それはどういうことかというと、 1 位にならなくても優勝できる可能性があるので、戦力的に劣るチームでもプレイオフ出場圏内に入るための努力をしようとし、結果的にリーグが盛り上がるということです。
しかし、それは裏を返せば 1 位にならなくてもよいがために、レギュラーシーズンでは、シーズンを通した全力を尽くす戦い方をしない、言い換えると、戦力的に常にベストメンバーをもってくるわけではないチームが出てくる可能性があることでもあります。もちろん、その点は十分に考慮しなければなりません。実際、過去にはプロ野球パ・リーグでプレイオフを導入する際にこの問題は議論の中心となりました。
私は既述の 2 つの理由からリーグ戦だけで優勝を決める意義よりもプレイオフを行う利点の方があると考えます。「プレイオフをする理由」、「プレイオフをするべきか否か」といったことは普段なかなか考える機会はありません。しかし、そういったことを頭の片隅に置きながら、試合を観戦していただけると、いつもと違った世界が見えてくることでしょう。
今まさにクライマックスを迎えようとしているシーズンを見に、会場にぜひ足を運んでみてください。
佐野 裕文 |
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