SEEDS-net vol.84
2007年8月13日発行
 

 目一杯暑い日が続いていますが、みなさんはどこで、どのようにお過ごしですか?
  生まれ育った地方に帰省されている方も多いのでしょうか。
 今号の SEEDS-net には新潟・高知と各地から記事が届いております。また、前号でお伝えした SMRG との合同ミーティングで行なわれた「質問力」というゲームの回答もお伝えします。
スポーツ界では甲子園・バレーボール女子ワールドグランプリがまだまだ熱戦展開中。世界陸上大阪大会は 25 日から始まります。目が離せませんね!

<もくじ>

マイレポート 我が街のクラブを訪ねて
マイレポート 慶應大学SMRG
真夏の饗宴 第4回

++ マイレポート ++  我が街のクラブを訪ねて
 連日、気温 30 度を超える猛暑が続くこの夏ですが、読者の皆さんはどのようにお過ごしですか?楽しい楽しい夏休み?それとも夏バテにやられちゃってますか?

 さて、夏休みということで、実家に帰省してゆっくり過ごしているという方も多いのではないでしょうか。実家が新潟にある僕もその 1 人です。新潟といえば昨年の夏合宿の舞台であり、ゴールデンウィークの北信越野球旅行の際にも訪れ、SOJメンバーにも馴染みのある都市です。そしてその新潟のスポーツを語る上で欠かせないものといえばアルビレックス新潟です!


 ホームゲームの試合会場には何度も足を運んでいるのですが、先日、アルビレックスの練習を見学する為に、遂に初めてクラブハウスにまで行ってしまいました!! 長岡市 の実家からクラブハウスのある新潟聖籠スポーツセンターまで、バス、電車、タクシーといった交通機関をフル活用すること3時間、ようやくたどり着くことが出来ました。

 新潟聖籠スポーツセンター(通称:アルビレッジ)には天然芝ピッチが4面、人工芝ピッチが2面、屋根付フットサルピッチ1面があります。この日はアルビレックスのトップチームが天然芝ピッチ2面を使用していて、他のピッチでも、アルビレックス・レディース(モックなでしこリーグ所属)とユースチームが練習をしていたため、練習場全体が活気に溢れていました。


 今回は弟とともに練習見学に行ったのですが、僕らが着いたときには50人ほどのサポーターたちが練習から帰ってくる選手たちを「出待ち」している状態でした。僕らもその列にちゃっかり加わり、選手たちが来るのを待つことに。普段、スタジアムの観客席から遠めに見ている選手たちが目の前にやってくるとさすがに興奮してしまうものですね!日本代表の矢野貴章選手や、 U-20 代表で新潟県出身の田中亜土夢選手が練習を終えやってくると、サポーターの集団も一様にサインや写真撮影を求めていました。弟は矢野選手と田中選手と写真撮影をすることが出来て、夏休みのいい思い出を作れたようです。

J リーグは、 1 ヶ月間の中断期間を終え、いよいよ後半戦に移りました。「我が街のクラブ」の活躍を期待し、この夏も興奮溢れるスタジアムに、足を運ばずにはいられないと感じた一日でした。


【参考リンク】
 新潟聖籠スポーツセンター アルビレッジ


  佐野 裕文

++ マイレポート ++  慶應大学SMRG
 前号のマイレポートで慶應大学SMRGとの合同ミーティングの模様をお伝えした際に出した問題を、みなさんは覚えていらっしゃいますでしょうか。「質問力」というゲームで出された「小さな出版社でも『株』『占い』『ダイエット』というテーマを扱った本であれば内容は大して変えなくても、カバーを新しくすれば安定した収益が得られると言われていますが、それはなぜでしょう」というお題です。
 
 この答えを導き出すために様々な質問が出ました。「それは流行に関係ありますか」「カバーだけを変えたらいいのですか」などなど。この問題で重要なのはたくさんの質問が出てきた中での処理能力。集めた情報を整理し、共通点を見つけていくことが解決へ至る近道です。では、答えを発表しましょう!

 答えは「答えがないから」です。

 ん?と思った人もいるかと思いますが、3つに共通することは数学のようなはっきりとした答えがないことです。自分に当てはめてみても目の前に問題がある場合、答えがないとその答えを探し出したい気持ちになりますよね?これがこの問題の答えでした!


【参考リンク】
 慶應大学SMRG [Sports Management Research Group]


 田中 悠貴

+ 真夏の饗宴 + 第4回
 今年もまた、高知の夏が
 ‘灼熱の日々'であることに変わりはない。
 
 そんな、天然岩盤浴状態の高知も
 読者のみなさんにこの記事が届くときには
 ちょっとした寂寥の感に包まれていることだろう。
 
 何故ならば、「第54回高知よさこい祭り」を終えてしまっているからだ―


 今回は、前回予告したように
 よさこいという祭りがいかにハードで、
 祭りというよりむしろスポーツだ!
 と筆者が考えに至ったその根拠をお伝えしたい。
 
 次回、今年も開催された高知よさこい祭りの
 熱気と臨場感が伝わるようにするためにも
 お付き合いくだされば、大変うれしく思う。
 
 
 それでは「真夏の饗宴」第四回スタート―
 
 < おどりゃな 損 損 >
 
 高知のよさこい祭りには観客への見せ方が主に二通りある
 
 一つは競演場。
 
 その名の通り、踊りを競い合い審査の対象になる会場のことを指す。
 多くはパレード形式で進み、一番短い所でも約100m
 長いところで1kmも踊り続けることになる。
 
 二つ目は演舞場。
 
 いかに自分たちが悔いの残らないように踊りきるか
 いかに観客の人々に満足してもらえるか、
 
 ここでは審査は行われないが、踊り子たちが自分達の築き上げてきた
 チームの踊りを精一杯、笑顔で出しきるための会場だと
 筆者が踊ってきたなかでは感じている。


 基本的に高知よさこい祭りでは
 踊り子と観客席との間隔が近いことが特徴だが、
 (観客席と、踊り子が進む通路の間を隔てる障害物は設置されない)
 演舞場はさらに距離が近く、体が触れ合うほど密接したりする。
 踊り子たちの熱気が伝わり、会場の一体感を感じることができる。
 また観客がうちわで、踊り子を扇いで労ったりと
 ささやかな交流が生まれたりする場所だ。
 
 競演場も演舞場も
 頑張っている、笑顔が素敵、踊りが上手い踊り子だけでなく
 踊っていないけれど頑張ってチームを支えているスタッフなどにも、
 審査員やミス高知からメダルの贈呈があり、大きな励みになる。
 各会場独自の貴重なメダルもあるため、毎年争奪戦にもなっている。
 
 
 毎年よさこい祭り期間(8月9日〜12日)の
 平均気温は大体34度前後、平均湿度は約60〜70%である。
 
 さらにいえば、南国の太陽がサンサンと降り注いでいる。
 
 想像していただけるだろうか?
 例えば、着物を着たままサウナに入り
 一日じゅう笑顔で踊り続けている自分を。
 
 20分〜40分間、炎天下のなか
 笑顔で掛け声だしながら
 前進しつつ踊っている状況を。
 
 ちなみに筆者は過去に、よさこい祭りの内2日間で体重を
 4kg落としたことがある。
 
 どんなにハードな祭りか、こんな説明で
 読者のみなさんに伝わっただろうか?
 もうこればっかりは
 『生で観てもらわんといかんちや(生で見てもらわないとだめ!)』
 
 でも
 こんなにも苦労してる、
 大変なんだと言っているけれど
 
 癖になるんです、汗でびしょびしょになっても
 楽しいんです。
 来年も出たい絶対出る!!って思ってしまう魅力が
 よさこい祭りにはやっぱりあるのだ―
 
次回、いよいよ第54回高知よさこい祭りレポートへ入ります。


 杉野 綾美

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