SEEDS-net vol.96
2008年2月12日発行
 
 SEEDS-net 読者の皆様こんにちは。立春も過ぎ、梅がチラホラ咲き始めましたが、相変わらず寒い日が続いていますね。大学生は 3 月いっぱいまで続く長い休みに突入しまして、私は早速スノーボードをやってきました。滑れるようになると本当に気持ちがいいもので、完全にはまってしまいました、スノボ。この冬は雪山に通うことになりそうです。
 さて、今号は SEEDS-net vol.96 。 100 号まであと 5 号。 SOJ は休み期間中も変わらずどんどん活動していきます!(謙)

<もくじ>

マイレポート 春高予選(千葉)レポート
マイオピニオン JBLとbjリーグ
マイオピニオン bjリーグを通して思うこと
所沢するめクラブ インディアカ大会in練馬

++ マイレポート ++  春高予選(千葉)レポート
  去る 1 月 27 日、実弟が所属する市立習志野高校バレー部が参戦した「千葉県高等学校バレーボール選抜優勝大会」を、 千葉市 の天台スポーツセンターに見に行ってきました。   春の高校バレー ( 春高 ) の県予選を兼ねたこの大会に参加するのは、昨秋の新人戦でベスト 4 に入った、男女計 8 チーム。新人戦における事実上のプレーオフとして、男女一枚ずつ与えられた春高への切符を争います。男子大会に参加したのは、新人戦優勝校の習志野、市立船橋、東京学館船橋、県立生浜の 4 チーム。また女子大会は、新人戦を制した市立船橋、敬愛学園、東京学館浦安、県立柏井という顔ぶれでした。
 
  習志野の試合を観戦するのはこの日が初めて。会場に入ってまず度肝を抜かれたのが、スタンドに陣取った習志野の応援団でした。この日チア役を務めたバトン部の女子生徒が総勢約 20 名。さらにその後ろには、吹奏楽部のメンバーがずらりと並んだ光景はまさに圧巻の一言。他校の応援も軽く打ち消す大音量の応援は、チアと楽器の呼吸も互いにぴったりと合った見事なものになっていました。習志野の伝統的なオリジナル応援歌である「 Let's go 習志野」 ( 野球部 OB のロッテ・福浦の応援にも使われています ) も初めて生で聴くことができ、本当に感動しました。ちなみに習志野の吹奏楽部は、 2005 年に全国大会で金賞も取ったほどのレベルなんですよ!!
 
  初戦の相手は生浜。第 1 試合ということもあって緊張していたのか、簡単なミスで連続ポイントを奪われることがしばしばあり、スタンドの父母からも不安の声が漏れていました。それでも、最後は自力の差で強引に押し切って勝利。
 
  決勝の相手となったのは東京学館船橋。新人戦準決勝と同じ組み合わせになりました。その第 1 セット、いきなり持久戦の様相を呈します。 1 セットが決着する 25 点を超えても双方譲らず、終わってみれば 31-33 というスコアに。粘られた末の根負けに、さすがの習志野応援団も動揺を隠せず。しかしコート上の選手達は落ち着いたもので、ここから 2 セットを連取。第 4 セットは奪われるものの、結局スタミナ切れで集中力を欠いた相手を一蹴、見事春高への切符を手にしました。また女子は市立船橋が優勝。男女ともに、新人戦の覇者が出場権を得る順当な結果となりました。
 
  相手のリベロが足をつって一時退場したり、ジャンプサーブを武器とする選手が終盤は全く飛べなかったりと熾烈を極めた今大会。高校スポーツといえば、注目度では野球やラグビーが突出している感がありますが、互いに一歩も引かない真剣勝負はここにもあります。皆さんも、 3 月 20 日から始まる代々木での熱い戦いに一度足を運び、選手達に声援を送ってみてはいかがでしょうか?
 
 田中亮多

++ マイオピニオン ++  JBLとbjリーグ
 今現在、日本には2つのバスケットボールのリーグがあります。それが、 JBL と bj リーグです。それぞれの組織を説明しておくと、 JBL は財団法人日本バスケットボール協会 (JBA) の下部組織に位置しています。一方 bj リーグは、株式会社日本プロバスケットボールリーグが運営しています。残念ながら、世間の人々の中には「 bj リーグって J リーグでいう J2 みたいなもの?」と思っている人もいるようですし、なぜ2つのリーグがあるのか不思議に思っている人も多いと思います。というわけで、今回はその経緯を簡単に説明します。  1996 年に JBL の前身である バスケットボール日本リーグ所属のアルビレックス新潟が「スーパーリーグをプロリーグにしよう」と提案したのですが、なかなか話が進みませんでした。ついに業を煮やしたアルビレックス新潟が自分たちでプロリーグを作ることを決め、スーパーリーグ脱退と新リーグ設立の一歩を踏み出しました。しかし、その際にごたごたが起こり JBL と bj は喧嘩別れのような形で別々の路線を辿ることになったのです。そして、日本バスケットボール協会は、日本で行われた世界バスケ選手権の終了後に、スーパーリーグをプロ化すると発表しました。

 これが現在の状況に至るまでの経緯です。残念なことに未だに JBL と bj の溝は深く、お互いが協力し合って日本のバスケットボールという競技を発展させようという関係を作れていません。この状況は日本のバスケット界にとってマイナスになっているといっても過言ではないでしょう。一つの考えとして、 JBL と bj 、両方にメリットを与えることができ、両リーグの架け橋となるアイデアが必要であると考えます。将来的には両リーグが一つにまとまり、若い世代からの育成、バスケ界の発展に寄与していかなければなりません。バスケットは日本の中でも競技人口・認知度共にトップレベルのスポーツです。まだまだ発展できるバスケットが、これから日本のプロスポーツの代表的なものになるよう努力していきたいものです。
 
 スーパーリーグ・・・ バスケットボール日本リーグ 1 部を前身とし 2001 年 に誕生。 2000 年 に「プレスーパーリーグ」として行われ、同時に下部リーグ( 2 部)は日本リーグとなった。 (wiki より参照 )
 
 田中悠貴
 

++ マイオピニオン ++  bjリーグを通して思うこと
  小中高とミニバス・部活で約 9 年間バスケを続けてきた僕にとって、バスケというスポーツは非常に身近な存在だった。「だった」という過去形。それこそが現在の僕には一番適している。スポーツ科学部という最もスポーツに近い組織に所属していながら、大学入学後は授業でバスケをやった以外にはまったく触れてこなかった。  


  そんな僕がついに先日、 bj リーグデビューを果たした。ちょうどその日は暇だったので、後輩に誘われるままに有明コロシアムまで足を運んでみたのだ。何事もきっかけはこのように軽いものなのだろう。


  久しぶりのバスケ、そしてプロ化してまもないとはいえハイレベルなプレーを観ることができるという期待で、電車内の僕は若干テンションが高かったように思う。が、そんな僕の無邪気な思いは最寄り駅を降りた瞬間に消え去った。試合開始 30 分前だというのに誰もいないのである。バスケ観戦は初めてだったが、サッカー観戦であれば生来何十回とスタジアムまで実際に観戦しに行っている。僕の中でスポーツ観戦といえばサッカーであり、今回の bj リーグも同じようなものだろうとイメージしていた。しかし、駅には人がほとんどおらず、試合会場も外側からではゲームを行なう雰囲気を微塵も感じさせず、いざ会場内に入っても観客は見た感じで 1000 人を超えるのがやっとという状況だった。さらに僕を萎えさせたのがゲーム自体のレベルの低さ。「プロ」とはいえ、 bj リーグがスーパーリーグよりもレベルが低いということは以前から耳にしていた。とはいってもプロはプロ。期待が大きかった分、正直がっかりしてしまった。これではバスケをメジャースポーツにするのには相当困難が伴うだろうと寂しくなった。

 

  今回の出来事に通ずることで、最近よく考えるのがどのようにすればマイナースポーツからメジャースポーツになれるのか、ということ。ここ数年では、主に 2 種類の方法があるように思う。 1 つは選手自身の活躍やカリスマ性にスポットを当てる方法。トリノ五輪で金メダルを獲得した荒川静香選手のフィギュアスケート、宮里藍選手や石川遼選手など若手の頑張っているゴルフ、浅尾美和選手の可愛らしさに注目が集まるビーチバレーなど。もう 1 つは芸能人を番組サポーター的なものとして起用する方法。ジャニーズ人気にあやかっているバレーボール、人気女優を起用している格闘技など。まあおそらく他にも方法はあるのだろう。だが、一番重要なのはそのようにして得た人気を一過性のものにせず継続性を保つことのように思う。少なくとも来てくれたファンの心を掴むようなファンサービスをしたり、よりレベルの高いプレーを見せたりしなくてはいけないだろう。その点を考慮すると、バスケはまだメジャースポーツになるのには早いのかもしれない。


 田口貴朗
                               

++ 所沢するめクラブ ++  インディアカ大会in練馬
 関東にも本格的な大雪が降った2月3日。 SOJ の有志が集まって、 東京都練馬区 のインディアカ大会に参加してきました。この大会では、外の大雪に負けないぐらい熱い試合が繰り広げられました!!

  まず会場に着いて驚いたこと。それは他チームの年齢層でした。明らかに、私たちの親よりも年配の方々が多く見られました。そのせいか、若い私たち(特に男子メンバー)はみなさんに大歓迎されましたが、試合は5戦全敗と悔しい結果に終わりました。ほとんどの SOJ メンバーにとって、この日が2、3回目のインディアカだったため、周りとのレベルの差にただただ圧倒されるだけでした。しかしその反面で、「もっと本格的に練習を積めば良い成績を出せるだろう。」という可能性を見出すことができました。
 

 ところでみなさん、インディアカとはどのような競技かご存じですか?
 私はインディアカという名前を聞いて、「インドで生まれた競技なのかな?」と思っていましたが、実はドイツで生まれた競技なんです。1チームは4人で構成され、コートの広さはバドミントンと同じ、ネットの高さは2メートル(女子、シニア男女混合の場合)です。ボールはおまんじゅう型のものに赤い羽根がついた特殊なもので、それを手のひらで打って3回以内に相手コートに返すなどバレーボールによく似た競技です。(写真参照)


 バレーボールが好きな人には非常にやり易い競技かと思います。もちろん私みたく、バレーボールが大の不得意な人も気軽に楽しめると思います。
 
 今回の大会を通じて、“マイナースポーツと地域スポーツ”の関連性について肌で感じることができました。大会には群馬から来たチームや、私の地元( 東村 山)のチームも参加していました。 東村 山では昔から地域でマイナースポーツが盛んなようで、インディアカだけではなくテニスバットという競技なども行われています。なぜマイナースポーツが盛んなのか?と考えると、年齢を問わずにできるそのやり易さのためなのかと思います。まさに生涯スポーツにもつながる部分ですね。他の色んなチームの方々に、「これからも続けてね!」と言っていただきました。マイナースポーツは普及させることが難しいのが問題点ですが、今回のように私たちが地域の大会に出て、競技の楽しさを知り、それをこのような形で発信させることで、ちょっとした問題解決につながるのではないかと思います。
 
 みなさんも是非、インディアカに挑戦してみてください!
 
 山本実奈
 

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